飲み飽きしない、セッションエール
上面発酵(エール)タイプで、広がる豊かな柑橘系の香りと、余韻に残るシャープな苦味が印象的。
セッションエールとは、既存のビアスタイルを踏襲しながらも、アルコール度数だけを低く仕上げるビールで、「伝統的なスタイルにみられる個性」と「低アルコール分がもたらすキャラクター」が調和しているのが特徴です。
低アルコール「飲みやすさ」ではなく、“飽きずに飲み続けられる”、“何杯飲んでも飽きない”、ドリンカビリティ(Drinkability)の高いビールです。
美味しさの秘密
1.香り弾ける、レイトホッピング製法
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通常のホップ投入のタイミングとは違い、煮沸工程の終了間際にホップを全量投入するのが≪レイトホッピング製法≫です。
この製法により、グラスからの弾けるような華やかなホップの香りを楽しむところから始まり、口に含むと豊かなコクと香りが広がります。同時に、喉ごしにはシャープな苦味を実現しました。
2.柑橘系アロマチックホップの香味
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「TOKYO BLUES」セッションエールでは、苦味付与の為に通常使用されるビタリングホップを採用せず、全てアロマチックホップのみで仕上げています。
使用しているホップはシトラ、アマリロの2種類です。シトラは強い柑橘系(シトラス)のアロマを持ったホップで、アマリロは同じく柑橘系のアロマを持っていますが、オレンジの様なやや甘いアロマが特徴です。この2種類のホップを使用し、柑橘系の高い香りとフルーティーな香味を作りあげています。
(通常商品と比較して、12倍のホップを使用しています。)
3.二つのモルトの深いコク
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エール用モルトとしてその優れた醸造特性と、このモルト特有のトーストやビスケット香が特徴のマリスオッターモルトと、コク味(味の幅)を更に引き出す為に、キャラメルモルトを使用しています。「TOKYO BLUES」セッションエールは通常よりホップ使用量が多く、非常に豊かな香りをたたえていますが、この香りに負けない味の幅を二つのモルトが出しています。
4.東京の水、その原点から
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江戸の頃から現在に至るまで東京の人々の生活を支えてきた、清酒(多満自慢)の仕込みにも使われる、ミネラル豊富な中硬水の“多摩川水系(秩父山系の伏流水)の地下天然水”を贅沢に使用しています。